ドラマ推定有罪を見て。

冤罪をめぐる重いテーマのドラマ。なぜ家族の信頼を裏切って自白してしまったのかという後悔、なぜ冤罪記事を書いてしまったのかと悩むジャーナリスト、なぜ罪のない人に自白させて犯人にしてしまったのかと苦悩する刑事、犯人を恨むことでなんとか精神のバランスを保ってきた被害者家族が突然冤罪だと知らされたあとの混乱状態、かつて犯罪被害者家族であった弁護士の犯罪被害者を救済する法律の充実を求める活動とか、盛りだくさん。地上波で気楽に見るドラマとは違います。あのとき、こうしていたらこうなってなかったという因果の問題、許すとはどういうことなのかという問題。